ネット上の掲示板やSNSで頻繁に警告されるトピックが「ダイヤモンドホール名古屋の柱と死角の真相」です。初めて訪れる観客にとって、この柱の存在は最大のトラップになり得ます。
ダイヤモンドホールのフロア内には、建物の耐震構造を支える頑丈な丸柱が左右に1本ずつ(計2本)堂々とそびえ立っています。この柱の直径は1メートル近くあり、立ち位置を誤るとステージのセンターマイクや下手のベース、上手のギターポジションが完全に隠れてしまいます。視界シミュレーションを行うと、柱の真後ろに入った場合、左右への首振りを余儀なくされ、演者がステージ中央で決めポーズを取る瞬間を見逃す事態に陥ります。
この死角による後悔を回避するための立ち回り術は至って明快です。開場後の入場順が500番〜700番以降の遅い番号だった場合、中途半端にフロア前方の左右サイドへ潜り込もうとすると、ちょうど柱の影に押し込まれる危険性が高まります。したがって、入場時点で狙うべきは以下の2パターンに集約されます。
- パターンA(視界優先):2本の柱の間を結ぶ「中央エリア」のライン、または段差上の2段目中央をキープする。左右の柱が作る視界の切れ目を避け、ステージのセンターを常に視線に収められる。
- パターンB(パーソナルスペース優先):あえて柱の真横(柱と並列するライン)やPA卓付近の柵周りに位置取る。柱の後ろではなく「柱の横」に陣取ることで、片側の視界とスペースを確保し、押し合いへし合いの圧迫感を軽減できる。
「柱がある=最悪の会場」と即断するのは早計です。柱の配置特性をあらかじめ頭に叩き込んでおけば、入場後のフロア巡回時に死角へ迷い込む悲劇は確実に防げます。