森高千里の芸能界入りのきっかけは、1986年に開催された「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」でのグランプリ受賞でした。熊本県出身の当時17歳だった彼女は、圧倒的な透明感と洗練されたプロポーションで審査員を驚嘆させました。
翌1987年春には映画『あいつに恋して』のヒロイン・松前千里役に大抜擢され、同時に自身が歌う主題歌『NEW SEASON』で歌手デビューを飾ります。当時のポカリスエットCMや初期のグラビア、テレビ出演時のスチールを振り返ると、80年代アイドル特有の甘さだけでなく、どこか凛とした知性とシャープな美しさが同居していたことがよく分かります。
当初は王道アイドル路線としてのプロモーションも試みられましたが、本人の強い音楽志向と自立したキャラクターはやがて独自の進化を遂げ、唯一無二のアーティストへと駆け上がっていくことになります。