前立腺がんは「サイレントキラー」とも呼ばれ、初期段階では自覚症状がほぼ存在しないという大きな特徴があります。芸能人の公表事例を見ても、自発的な症状を自覚して受診したケースよりも、定期検診や人間ドック、他疾患の検査で偶然発見されたケースが圧倒的多数を占めます。
がんが進行して尿道を圧迫するようになると、以下のような排尿トラブルが出現し始めます。
・夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)
・尿の出始めに時間がかかる、勢いが弱い(排尿困難)
・排尿後もスッキリしない(残尿感)
・尿や精液に血が混じる(血尿・血精液症)
しかし、こうした症状は加齢とともに増える「前立腺肥大症」の症状と酷似しており、自己判断で放置されてしまうケースが少なくありません。著名人の多くが「体調に何の異変もなかったのに検査数値で発覚した」と証言している通り、自覚症状を待たずに血液検査を受けることこそが、命を守る最大の分岐点となります。