愛知県外の教育関係者や受験生が最初につまずきやすいのが、「東海高等学校」と「東海学園高等学校」の混同です。名前が酷似しているため系列校やキャンパス違いと思われがちですが、実態は大きく異なります。
両校の歴史的なルーツは、明治21年に浄土宗の僧侶たちによって設立された「浄土宗学愛知支校」にあります。その後、歴史の変遷とともに組織が分化しました。東区に所在する東海高校は完全中高一貫の男子校であり、東京大学や国公立大医学部合格者数で全国屈指の実績を誇る超難関進学校(学校法人東海学園・東海中学校・高等学校)です。
対して、天白区に所在する東海学園高校は高校募集のみを行う男女共学校であり、学校法人東海学園のもとで東海学園大学と強固に連携した教育を展開しています。校風も東海高校が自由闊達な学問追求型であるのに対し、東海学園高校は仏教精神に基づく豊かな人間教育と「勤労と責任」「文武両道」を重視する面倒見の良い校風です。受験の際は、出願先や学校コードの入力間違いに十分注意してください。