著作権や名誉毀損と比べて、「肖像権」という言葉はまだ日常的にあまり意識されていないかもしれない。だが、これは非常に重要な権利だ。人は誰でも、自分の顔や姿が無断で撮影・公開・加工されない権利を持っている。芸能人も例外ではない。いや、むしろ公の存在であるがゆえに、肖像が誤った文脈で使われたときの精神的・職業的ダメージはより甚大になる。
自分で撮影した写真を利用する場合でも、タレントの写真には肖像権の問題が残る。刑事的には、名誉毀損やわいせつ物陳列もあり得る。小芝風花のような女優の写真を「自分で撮った」場合でも、それを性的に加工して使用すれば肖像権の侵害となる。ファンであっても、その境界線は明確に存在する。