「20万円を出すならPCが買える」――SNS上ではこうした悲鳴が渦巻く。しかし、実際にiOSエコシステムからAndroid陣営へ乗り換えるハードルは依然として高い。Apple WatchやiPad、Macとの連携、iCloudへの依存度が高ければ高いほど、他OSへの移行コストは跳ね上がるからだ。
とはいえ、消費者の心理的限界点を超えれば、高コスパを売りにする中国メーカーやGoogle Pixelシリーズへの流出も避けられない。Appleにとっても、日本という極めて高いシェアを誇ってきた「黄金市場」での顧客離れを防ぐため、非常に難しい価格設定の舵取りが求められている。