かつて「立ちんぼ通り」と揶揄された大久保公園の東側および北側の歩道は、現在では様相を一変させています。警視庁新宿署による24時間態勢の定点パトロールと、公園外周を取り囲むように設置された高画質防犯カメラ・警告看板の存在により、ピーク時に見られた「何十人もの女性が一列に並ぶ」といった光景はほぼ消滅しました。
公園周辺のフェンス整備や照明の照度アップなど、物理的な環境改善が進んだことで、街頭でのあからさまな客待ちは極めて困難になっています。地元商店街や地域住民による見回り活動も定着し、かつてのような無法地帯の雰囲気は払拭されつつあります。
しかし、現場から完全に売買春の動きが消えたわけではありません。取り締まりを逃れるため、女性たちは「路上で不特定多数を待つ」スタイルから「SNSで事前にコンタクトを取り、大久保公園付近の路上で一瞬だけ合流する」潜伏型へと手口をシフトさせています。歌舞伎町内の路地裏や、新大久保方面、西新宿エリアのアパホテル周辺など、監視の目を避けた周辺スポットへの分散化が確認されています。