導入時にまず確認すべき指標が、国内の自動ドア安全規格「JIS A 4722」(歩行者用自動ドアセットの安全性)です。この規格では、センサーの検知エリアをドアの開口部だけでなく戸袋側やドア通過エリア全体に広げること、起動センサーと補助センサーを併用して死角をなくすことなどが厳密に規定されています。
さらに、バリアフリー新法における自動ドア基準では、車椅子利用者がストレスなく通過できるよう、車椅子対応に必要な自動ドアの有効開口幅として原則80cm以上(推奨90cm以上)の確保が求められます。特に病院施設の自動ドア設計ガイドラインに準拠する場合、ストレッチャーや大型車椅子のすれ違いを想定し、120cm〜160cm程度の広幅開口が設定される事例が定着しています。