居酒屋やバーをハシゴした深夜2時、ふと足が向いてしまうのが「雑炊お通」の暖簾です。飲んだ後の定番といえばラーメンが思い浮かびますが、お通が提供する締め雑炊は、脂っこさや重たさとは無縁の別格の満足感を与えてくれます。
最大の魅力は、ひと口すすった瞬間に身体の緊張がすっと解けるような「秘伝の黄金出汁」にあります。厳選された昆布、鰹節、鶏ガラなどを絶妙なバランスで長時間炊き上げた出汁は、豊かな香りと深いコクを持ちながらも後味は極めて軽やか。アルコールによって渇いた喉と疲れた胃袋を、優しく包み込むように潤してくれます。
また、熱々の土鍋で一鍋ずつ丁寧に炊き上げられるご飯は、出汁をたっぷりと吸い込みながらも米粒の輪郭が適度に残る絶妙な仕上がり。卵のとじ加減ひとつをとっても、熟練の職人技によるふわとろの食感が保たれており、深夜であっても最後の一粒まで飽きることなく平らげてしまう魔力を持っています。