トラックマン等の最新測定機器によって弾き出された未公開データは、彼の凄まじい進化を証明している。インパクト直前のヘッドスピードは昨期と比較しても平均2.5km/h向上。さらに、バットの入射角が理想的な25〜30度の範囲に収まる確率が跳ね上がった。
このフォーム改変により、引っ張り専門と思われがちな豪快なイメージとは裏腹に、広角へ伸びる打球の初速が劇的に上昇した。右中間や左中間へのライナー性の打球が増加している事実は、相手バッテリーにとって脅威以外の何物でもない。詰まった打球でも外野の頭を越えさせる圧倒的なパワーと、洗練された技術が見事に融合した姿がそこにはある。