この潮流の先頭を走るのは、業界を二分する勢いを見せる二大団体だ。華やかさと激しさを高次元で融合させるスターダム(STARDOM)は、リング上のドラマをそのままグラビアの世界観へ持ち込んだ。海外でも絶大なカリスマ性を放つジュリアや、類まれな表現力とプロデュース力で魅了する白川未奈をはじめ、アイコンたちが魅せるポージングは堂々たるオーラに満ちている。
一方、ポップカルチャーやアイドル性と見事に共鳴するのが東京女子プロレスだ。所属選手たちが放つ親しみやすさと等身大のキュートさは、リングの激しさを忘れさせるほどのギャップを生み出す。アプローチは異なれど、両団体が競い合うように新たなビジュアル表現を開拓したことで、カルチャーとしての奥行きは何倍にも広がった。