牡蠣にあたった際、医療機関にかかる場合は内科または消化器内科を受診します。夜間や休日の場合は救急外来や休日診療所への相談を検討してください。受診時には「いつ、どの種類の牡蠣(生か加熱か)を、どれくらいの量食べたか」を医師に明確に伝えると診断がスムーズです。
多くの健康な成人の場合、ノロウイルスによる胃腸炎は2〜3日の自宅療養で自然軽快しますが、以下の危険な兆候(レッドフラグ)が見られる場合は、迷わず受診する必要があります。
水分を一口も受け付けず半日以上排尿がない状態や、意識が朦朧とする、強いめまいで立ち上がれないといった重度の脱水症状がある場合、点滴治療が不可欠です。また、血便が出ている場合や38.5度以上の高熱が続く場合は、細菌性の重篤な感染症(腸炎ビブリオや病原性大腸菌など)の可能性があり、抗菌薬投与を含めた専門的な治療が求められます。
特に乳幼児や高齢者は脱水から急激に重症化しやすいため、ぐったりしている、唇が紫色になっているなどの異変があれば、躊躇なく救急搬送を検討してください。