Q1:お酒を飲むと顔だけでなく、全身や背中まで真っ赤になるのはなぜですか?
A1:アセトアルデヒドが血流に乗って全身を巡り、体中の毛細血管を拡張させているためです。皮膚の薄い顔や首から赤くなり始めますが、分解能力が極めて低い人の場合は上半身や手足、全身の皮膚にまで紅潮が広がります。強い毒素が全身を巡っている危険信号ですので、その時点ですぐに飲酒を中断し、水分を補給して安静にする必要があります。
Q2:抗ヒスタミン薬や胃薬を事前に飲むと赤くならないという噂は本当ですか?
A2:一部の胃薬(H2ブロッカー)などを服用すると血管拡張が抑えられ、見た目の赤みが軽減されるケースは報告されています。しかし、これはアセトアルデヒドを分解したわけではなく、表面上のアレルギー様反応を力づくで隠しているに過ぎません。体内には高濃度の発がん性物質が滞留し続けるため、体へのダメージはかえって増大し、医学的には極めて危険な行為とされています。
Q3:赤くなりやすい体質ですが、ウコンやヘパリーゼを飲めば予防できますか?
A3:ウコンや肝臓エキス配合のサプリメント・清涼飲料水は、肝臓全体の働きをサポートする補助的な役割を持ちますが、遺伝子レベルで欠損しているALDH2酵素の働きを劇的に補うものではありません。多少の二日酔い軽減効果を感じることはあっても、赤くなる現象を根本から防ぐ特効薬にはならないため、過信して飲み過ぎないよう注意が必要です。