大きな話題を呼んだ「千鳥ちんぽ」発言だが、そのきっかけは収録現場における一瞬のアドリブと、そこから生まれた絶妙なグルーヴ感にあった。大悟が繰り出す予期せぬ下ネタと暴論に対して、ノブが間髪いれずに鋭いツッコミを叩き込む。この阿吽の呼吸こそが、単なる品のない下ネタに終わらせず、上質なエンターテインメントへと昇華させた最大の要素である。
のちに明かされた楽屋裏の独占エピソードによれば、大悟自身も最初はそこまで大きな展開になるとは想定していなかったという。「現場の空気とノブのリアクションがあまりにも完璧だったから、一気にアクセルを踏み込んだ」と大悟は振り返る。一方のノブも、「あの瞬間、頭の中で『これは危ない』という警告音と『絶対に跳ねる』という直感が同時に鳴り響いていた」と語っており、二人が土壇場で魅せた度胸と嗅覚の鋭さがうかがえる。