スパークリングワインの瓶内には、約5〜6気圧(自動車のタイヤの2倍以上)という極めて高い炭酸ガス内圧がかかっています。コルクを飛ばして天井や人にぶつけたり、泡を噴きこぼしたりしないための作法を押さえましょう。
- しっかり冷やす:温度が温かいと炭酸ガスが急激に膨張して吹きこぼれます。飲む前に冷蔵庫で4〜6℃程度までしっかり冷却しておきます。
- ミュズレ(針金)を緩める:フォイルを剥がし、親指でコルクの頭を上から強く押さえつけたまま、針金を6回半回して緩めます(針金は外さずコルクに乗せたままにすると滑り止めになります)。
- 「コルクではなくボトルの底を回す」:片手でコルクをしっかり握って押さえ、もう一方の手でボトルの底部を持ちます。コルクを回そうとせず、ボトルの底をゆっくりと回転させます。内圧でコルクが自然と押し上がってくるのを手のひらで押し戻すように抵抗しながら、最後に隙間から「シュッ」と静かにガスを逃がします(ソムリエの世界で「天使のため息」と呼ばれる上品な開栓方法です)。