事件発覚直後から世間の注目を集めたのが、石橋和歩の異常とも言える攻撃性と過去の素行です。福岡県で生まれ育った石橋は、建設現場の作業員などを転々としていました。
裁判や捜査の過程で明らかになったのは、東名高速の事故以前にも日常的にあおり運転や交通トラブルを繰り返していたという驚くべき事実です。一般道や高速道路を問わず、自らの思い通りにならない他車に対してクラクションを鳴らし続けたり、前に割り込んで急ブレーキを踏んだり、運転席の窓を叩いて威嚇するなどの蛮行に及んでいました。
法廷での証言や関係者の証言からも、他者への共感性や危険に対する認識が極めて希薄であり、些細な感情の起伏を暴力的な運転で晴らす悪質な運転習癖が浮き彫りとなりました。