本選挙区の主役であり、宿敵として対峙するのが、公明党前職の国重徹氏と、日本維新の会が擁立した元参院議員の梅村聡氏だ。両者の経歴と戦略は実に対照的であり、有権者の選択を極めて複雑なものにしている。
国重徹氏は弁護士出身の緻密な政策通として知られ、地域の困りごとに耳を傾ける愚直なドブ板選挙で支持基盤を固めてきた。創価学会の強力な締め付けに加え、無党派層への浸透を図るべく防衛体制を再構築している。一方、医師でもある梅村聡氏は、社会保障改革や医療制度の見直しを旗印に掲げ、維新の改革マインドを訴求。圧倒的な知名度と高い発言力を武器に、公明の「岩盤規制」を切り崩そうと猛追をかける。