これまで一般の目に触れることが少なかった焼却炉問題だが、近年メディアの露出度が高まっている。NHK北海道による特集番組や北海道新聞の深掘り記事といった一連の行政報道は、普段は見えないバックヤードの苦悩と行政の決定過程を克明に描き出した。
報道によって明かされたのは、周辺住民への丁寧な説明会の裏側や、想定以上の改修コストに対する市議会での鋭い質疑応答だ。パブリックコメントを通じた市民の声も反映され、隠された施設から「市民と共に考える環境インフラ」へとパブリックイメージが変容しつつある。メディアの検証報道が、自治体と園の背中を押した格好だ。