Q1:「日下開山」は現在の大相撲でも公式な番付や表彰で使われていますか?
A1:現代の大相撲において「日下開山」が公式な番付表記や日本相撲協会の正式な表彰名として使われることはありません。しかし、横綱の歴史的ルーツや代名詞、あるいは相撲界最高峰の象徴的表現として、現在も相撲史の解説や伝統的な言説の中で広く用いられています。
Q2:初代横綱・明石志賀之助は本当に実在した人物ですか?
A2:江戸時代の軍談や相撲伝書に記録が残っていますが、当時の一次史料が乏しいため実在性には諸説あります。ただし、1900年(明治33年)に陣幕久五郎らが東京・深川の富岡八幡宮に建立した「横綱力士碑」において初代横綱として明記され、日本相撲協会でも歴代横綱の第1代として公認されています。
Q3:なぜ「日の下(ひのした)」を「日下」と書くのですか?
A3:古代日本の地名表記(大阪府の草香・日下など)に由来する万葉仮名や枕詞「日の下の草香」の表記慣習が背景にあります。「日の下」は「太陽の下=天下」を意味する漢語的・比喩的表現として古くから武道や芸道の免状に用いられ、定着しました。