2026年の最新号でも、その圧倒的なこだわりは健在だ。今期の目玉として話題を集めているのは、モーターユニットとギア機構を組み込んだ超精密なペーパークラフト付録である。誌面を開くと現れるのは、分厚い紙パーツの山。これを順序通りに折り込み、パーツ同士を噛み合わせていくと、市販のおもちゃ顔負けの立体マシンが姿を現す。
組み立てには大人が集中しても40分から1時間近くかかる。パーツの噛み合わせはミリ単位の精度を求められ、完成した瞬間に作動するギミックの快感はひとしおだ。SNSで「子供のために買ったつもりが父親が夢中になっている」「もはやプラモデルの領域」といった投稿が殺到するのも頷ける。単なるオマケの域を完全に脱した、極めて純度の高いエンターテインメントがそこにある。