視覚的な過激さばかりがクローズアップされがちだが、彼女たちの真価はその楽曲クオリティの高さにあった。名曲『Primal.』が持つエモーショナルなメロディラインと疾走感あるロックサウンドは、全裸MVの衝撃と相まって、若者たちの心を強烈に揺さぶった。
さらに、映画化もされたアルバムタイトル『IDOL IS DEAD』に象徴される通り、自らの死と再生をテーマに掲げた世界観は、オルタナティヴ・ロックの文脈においても高く評価された。過激なビジュアルと切実な音楽性の対比こそが、中毒性のある熱狂を生み出した根源である。