セミシングルを検討する上で最大の落とし穴となるのが、シーツや敷きパッドの互換性です。寝具業界においてシングルサイズは世界的な標準規格ですが、セミシングルは明確な統一規格がなく、メーカーによって横幅が80cm、85cm、90cmとバラつきがあります。
例えば、大手家具メーカーの代表格であるニトリでは、スモールシングルやセミシングル向けに幅80〜85cm対応の寝具を展開していますが、店頭のラインナップ数はシングル用と比較して2〜3割程度に留まります。無印良品のスモールサイズ(幅80cm)も独自の人気を誇りますが、他社製の一般的なシングル用シーツを流用すると生地が大きく余り、シワやズレの原因になります。
マットレス自体の選択肢も、高密度ポケットコイルや最新の体圧分散ウレタンを搭載したフラッグシップモデルはシングル以上のサイズ展開が中心となる傾向があります。こだわりの寝心地を追求したい場合、希望するマットレスブランドにセミシングル規格が存在するかを初期段階で確認することが不可欠です。