『素晴らしき世界』はライブパフォーマンスにおいて数々の名場面を生み出してきました。映像作品として鑑賞する際、特におすすめしたい必見のライブテイクを厳選して紹介します。
1. 『ARASHI アラフェス NATIONAL STADIUM 2012』夕暮れの奇跡
ファンの間で今なお語り草となっているのが、2012年の国立競技場公演です。夕方から夜へと空の色が移り変わるマジックアワーの時間帯、オレンジ色の空と吹き抜ける心地よい風の中で披露されました。メインステージからセンターステージへと歩みを進めながら、7万人の観客とアイコンタクトを交わす5人の表情は、まさに「素晴らしき世界」そのものを体現していました。
2. 『ARASHI Anniversary Tour 5×20』サンドアートと歩んだ20年の軌跡
20周年という巨大な節目を祝うドームツアー『5×20』における演出は圧巻でした。櫻井さんのピアノ演奏による『アオゾラペダル』に続くセクションで披露され、バックスクリーンにはサンドアート(砂絵)によって描かれた嵐の結成からの歩みが映し出されました。ハワイでのデビュー会見、苦悩の時期、国立競技場への到達、そして現在の5人の姿が砂の粒で美しく紡がれ、会場中が温かい涙に包まれました。20年の重みを経て歌われたこの曲は、グループとファンが共に創り上げた世界の美しさを証明する集大成となりました。
3. 『ARASHI AROUND ASIA+ in DOME』(2007年)初期の名演
初の東京ドーム単独公演で披露されたテイクでは、まだ初々しさを残しながらも、確実にトップアイドルへと駆け上がっていく5人の瑞々しいエネルギーが収められています。CD音源よりも少し粗削りでエモーショナルな生歌の響きは、初期嵐の魅力を知る上で欠かせない貴重な映像です。