日本の近代化とともに歩んできたこのエリアの歴史は、明治時代に岩崎弥太郎が丸の内の原野を取得したことから始まった。当時「三菱ヶ原」と呼ばれた荒野は、英国のアキテクチャを取り入れた赤レンガ街へと変貌し、やがて日本のビジネスの中心地へと成長していく。
その発展の舵取りを担い続けてきたのが、日本の不動産業をリードする三菱地所株式会社だ。同社が推し進めてきた都市再開発事業は、単に古い建物を新しく建て替えるだけにとどまらない。歴史的建築の意匠を残しつつ、最先端の環境技術や防災機能を融合させることで、都市全体の価値を持続的に高めることに成功している。