サンリオ初代キャラはキティじゃない?1973年誕生の真相と全歴史

サンリオ初代キャラはキティじゃない?1973年誕生の真相と全歴史

サンリオ初代キャラはキティじゃない?1973年誕生の真相と全歴史とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

インターネット上の質問サイトやSNSでは、「サンリオの初代はハローキティである」という誤った言説が長年信じられてきました。この誤解が広まった背景には、3つの明確な要因があります。

第1に、世界規模での露出量と商業的インパクトの格差です。1974年に誕生したハローキティは、翌1975年に第1号グッズ「ビニール製プチパース(小銭入れ)」が発売されるやいなや社会現象となりました。世界130以上の国と地域で展開され、数兆円規模の市場を生み出したキティの存在感が強烈すぎるあまり、前年に登場していたコロちゃんの存在が一般の記憶からかすんでしまったのです。

第2に、「最古のシンボル」であるイチゴ柄との混同です。山梨シルクセンター時代から使われていたイチゴのデザインや、1975年に登場した「いちごの王さま」という象徴的存在があるため、何が「最初のキャラクター」なのかという定義が曖昧に語られがちでした。

第3に、当時のキャラクター寿命の短さが挙げられます。1970年代前半のファンシーグッズ業界では、キャラクターは数シーズンで入れ替わる「流行のデザインパターン」として扱われていました。その中で、50年以上にわたり現役でトップを走り続けたキティが「実質的な原点」として広く語り継がれる結果となったのです。

山田 真由
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山田 真由

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