電波を常時発信し続けて車体と通信するスマートキーは、従来のキーとは比較にならない利便性を提供する一方で、予期せぬバッテリー消費という課題を抱える。特にスマートキー内部の基板は微弱な電波を受信し続けているため、車に乗っていなくても消耗が進む。カーセンサーの統計データによれば、中古車購入から1〜2年程度で最初の電池切れを体験するユーザーが最も多いという。
さらに、自動車整備業界では近年、スマートキーを自宅のテレビやパソコン、スマートフォン等の電子機器の近くに保管することで電波干渉が起き、電池消耗が大幅に早まる現象が問題視されている。保管場所一つで寿命が半減することもあるのだ。