映画館のない地域へ直接映画を届ける移動映画館プロジェクト「CINEMA BIRD」。劇場体験の感動を届けるこの活動は、被災地や離島など様々な場所で続けられている。彼自身が所属する個人事務所「ブルーベアハウス」の機動力と意思決定の早さがあるからこそ、こうした採算度外視の文化的支援が成立している。
「子どもたちに、大きなスクリーンで映画を観る喜びを知ってほしい」。この熱い思いは、まさに自身が幼少期に映画館の暗闇で味わったあの衝撃と直結している。商業主義に偏りがちな芸能界において、彼は独自のインディペンデント精神を維持しながら、エンターテインメントの巡り合いを生み出そうとしている。