スクリーン外での彼らの素顔もまた、映画に負けず劣らず破天荒そのものだった。毎夜のように京都の街へ繰り出し、酒を飲んでは喧嘩騒ぎを起こすこともしばしば。本物の極道と見間違われるような威圧感を醸し出し、街の不良たちも近づかないほどだったという。
しかし、単なる荒くれ者集団ではなかった。撮影が始まれば、どれほど過酷なロケであっても愚痴一つこぼさず、吹き替えなしの危険なアクションに身を投じた。傷だらけになりながらも酒を酌み交わし、映画にかける情熱をぶつけ合った男たちの絆。その破天荒な生き様そのものが、当時の東映映画が放つ独特の熱気と脂っぽさの源泉となっていた。