タリーズコーヒーの日本における歴史を紐解くうえで、二人のキーマンを外すことはできません。一人は、アメリカ・シアトルでタリーズコーヒーを創業者として立ち上げたトム・オーキーフ氏。そしてもう一人が、日本へのライセンス導入を実現し、自ら起業家として事業を急成長させた松田公太氏です。
1990年代後半、シアトルの店舗で味わったエスプレッソの深みに衝撃を受けた松田氏は、トム・オーキーフ氏との直接交渉の末、銀座に日本1号店を出店しました。「最高の豆、最高の実演、最高のホスピタリティ」を掲げた店舗づくりは、瞬く間に日本のコーヒーファンを魅了。その後、日本国内での商標権を完全に取得し、上場を果たすまでに成長させました。そして、さらなる飛躍と持続的な経営基盤の確立を目指して選択したのが、伊藤園とのパートナーシップだったのです。