捜査関係者を最も絶句させたのは、結愛ちゃんが自室に残していたノートの記述でした。そこには、5歳の少女が命の危機に瀕しながら、必死に親の顔色をうかがい、許しを請う言葉が書き殴られていました。
ノートに記されていた文章の一部は以下の通りです。
「もうパパとママにいわれなくても しっかりとじぶんから きょうよりかもっともっと あしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします」
「あそぶことは あほらしくてぜったいやめるから ぜったいぜったいやくそくします」
まだ文字を覚えたばかりの幼子が、睡眠時間を削られ、冷水シャワーを浴びせられるなどの苛烈な虐待の中で綴ったこの記録は、裁判の法廷でも読み上げられ、多くの人々の涙を誘いました。親に愛されたい一心で書かれた言葉は、虐待がいかに子どもの心を破壊するかを如実に物語っています。