読後、爽快感や晴れやかな気分の残る作品ではない。むしろ胸に重い石を抱かされたような、鋭い痛みが残る。それでも人々は本書を手に取り、他人に勧めずにはいられない。
絶望の底まで描くからこそ、安易な綺麗事では救われない人間の魂に寄り添うことができる。『おやすみ プンプン』は、優しく包み込む「絆創膏」のような作品ではない。傷口を容赦なく消毒する「劇薬」だ。心が折れそうな2026年の現代において、この突き放すような誠実さこそが、私たちが本当に必要としている「救い」の形なのかもしれない。 (出典: おやすみ プンプン(Yahoo!ニュース))
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