ガラス越しに海を背景にしたドリンクの写真がInstagramをはじめとするSNSで拡散され、日立駅は一夜にして世界的フォトスポットとなった。スマートフォンを片手に画角を調整する若者たちから、一眼レフを構える写真愛好家まで、客層の幅広さは圧倒的だ。
この現象は、飲食・カフェ産業に留まらず、茨城県全体の観光・ツーリズム産業にも劇的な波及効果をもたらしている。かつて工業都市としての側面が強かった日立市に、「景色を見に行く」「カフェで過ごす」という明確な目的意識を持った個人旅行客が急増。駅をハブとした新たな人の流れが定着した。