手順通りに折ったはずなのに、「開いたらヒトデのように太ってしまった」「逆にトゲが細すぎて中心がちぎれそうになった」という失敗は日常茶飯事です。この原因は、ハサミを入れる際の「傾斜角度」と「切り始めの位置」のズレにあります。
星のシャープさを決めるのは、折り畳んだ三角形に対するハサミの侵入角度です。以下の基準を意識するだけで、仕上がりを自在にコントロールできます。
・スタイリッシュで尖った星にしたい場合:
閉じた辺側の下部から、反対側の開いた辺の頂点付近に向けて、約20度〜25度の急勾配でハサミを入れます。先端が尖り、七夕の短冊飾りやクリスマスツリーのトップに映えるキリッとした星になります。
・ふっくらとした可愛い星にしたい場合:
ハサミの角度を約35度〜40度と緩やかに設定します。先端が丸みを帯びたポップな印象になり、幼稚園・保育園の幼児向け掲示物に最適な形状へと仕上がります。
手先のブレを防ぐ裏技として、あらかじめ定規と鉛筆で切り取り線を薄く引いておくことを推奨します。折り重なった紙は厚みがあるため、ハサミの刃先が逃げてラインが歪みがちです。紙の根元を指でしっかりと圧着しながら、刃の奥を使って一気に断ち切るのが綺麗に仕上げる現場のコツです。