SNSや大手掲示板、Q&Aサイトの投稿を検証すると、迎え舌に対する世間の視線は想像以上に冷ややかです。特に20代〜40代の男女を対象とした各種マナー意識調査では、「異性の食事で最も幻滅する仕草」の上位に必ず迎え舌がランクインしています。
ネット上に寄せられた当事者たちの生々しい声を見てみると、その深刻さが浮き彫りになります。
「マッチングアプリで出会った素敵な男性。顔も年収も完璧だったのに、パスタを食べる時に毎回ピンク色の舌を突き出して迎え舌をしていて一気に冷めた。どうしても視界に入ってしまい、2回目のデートは断った」(28歳・女性・Webマーケティング)
「会社の部下とのランチで迎え舌に気づいた。業務能力は高いが、重要なクライアントとの会食には絶対に連れて行けないと判断せざるを得なかった。指摘したいがハラスメントになりそうで言えないのがもどかしい」(42歳・男性・営業部長)
また、テレビのグルメ番組やYouTubeのモッパン(食事動画)に出演する芸能人・インフルエンサーに対しても、視聴者の目は年々厳しさを増しています。どんなに人気のあるタレントであっても、一口食べる瞬間に迎え舌がカメラに大写しになると、SNS上で「迎え舌が気になって料理の味が頭に入ってこない」「マナーがなっていない」と炎上するケースが頻発しています。本人は無自覚であっても、「見ている側に無言のストレスを蓄積させる破壊力」を迎え舌は持っているのです。