台風や火山活動といった自然災害と隣り合わせの鹿児島において、この施設が果たす役割は極めて重い。
自家発電設備や大規模な受水槽の整備はもちろん、災害発生時には一時避難所や物資供給拠点として機能する協定が行政と交わされている。大規模な駐車場は緊急車両の集積基地としても活用可能な設計だ。「いざという時に、ここに行けば助かる」という地域住民の圧倒的な安心感。それは、一朝一夕で築けるものではない。
また、屋上に広がる大規模ソーラーパネルや、EV(電気自動車)用急速充電スタンドの拡充など、環境対応への取り組みも加速している。単なるCSR(社会的責任)のポーズではなく、地域エネルギーの循環モデルとして機能し始めている点が興味深い。