さらに問題を悪化させているのが、動画の多くが「ごはんを食べている最中」に撮影されている点だ。猫にとってフードボウルの前は、家の中で最も無防備になり、同時に最も安全を感じている聖域である。
無防備な背後を突かれ、完全なセーフゾーンだと思っていた場所で強烈な恐怖を体験した猫は、家全体の安全空間を失うことになる。人間で例えるなら、自分のベッドで寝ている最中に突如天井からナイフが落ちてくるようなものだ。一度芽生えた不信感は簡単に拭い去れず、食事を拒否したり、部屋の隅に閉じこもるようになったりするリスクが高まる。