挨拶の完成度を左右する隠れた支配要因が、結婚式スピーチ時間配分です。ブライダル総研などの調査データや現役ウェディングプランナーへの聞き取り調査によると、ゲストが「長すぎて退屈だった」と感じるスピーチの多くは、4分を超過して話が堂々巡りしているケースに集中しています。
人間が集中して他者のスピーチに耳を傾けられる限界は、一般に3分前後とされています。早口にならず、落ち着いたトーン(1分間に約300文字)で話すことを想定した場合の適正目安を以下の表にまとめました。
所要時間をコントロールする最大のポイントは、原稿の推敲段階で「1分あたり約300文字」のペースで声に出してストップウォッチを回すことです。頭の中で黙読する速度は声に出す速度の1.5倍近く速いため、黙読だけで準備を終えると本番で想定以上に時間が押してしまいます。