お返しの要否や対応方法は、いただいたお祝いの名目によって大きく性質が異なります。イベントごとの判断基準を整理しました。
出産内祝いの場合:
産後の体調回復や慣れない育児で忙しい時期であることを親戚側も理解しています。「お返し不要」と言われた場合は、高額な品物を贈り返すのではなく、赤ちゃんの写真入りメッセージカードや丁寧なお礼状を添えて近況を報告するのがもっとも喜ばれます。
結婚内祝いの場合:
披露宴に招待していない親戚からご祝儀をいただいた場合、通常は内祝いを贈るのが基本です。しかし「いらない」と言われた際は、まず自分の両親に相談してください。親族間のバランスを考慮した上で、半額ではなく3分の1程度の負担にならないギフトを贈るか、新婚旅行のお土産を手渡す形に切り替えるのが無難です。
新築内祝いの場合:
新築祝いに対する本来の返礼は「新居へのお招き(お披露目)」です。親戚を家に招いて食事をふるまうことが一番の内祝いとなるため、配送で品物を送る必要はありません。遠方で招待が難しい場合のみ、新居の写真とお礼状、または日持ちする菓子折りを手配します。
入学祝い・卒業祝いの場合:
前述の通り、本来お返しが不要なお祝いです。親が品物を送り返してしまうと、相手の好意を拒否したような不自然さが残ります。この場合は子ども本人から直接電話をかけさせたり、手書きの手紙や絵を描いて送ることが最高の返礼マナーです。