彼女の情熱が特に色濃く現れているのがパラスポーツの分野だ。日本ユニバーサル車いすテニス協会の名誉総裁を務める彼女は、単に試合を観戦するだけでなく、大会の運営裏や選手たちの練習現場にも温かな視線を注ぐ。
選手たちとの交流はどこまでもフレンドリーだ。「調子はどう?」「前回の試合、素晴らしかったですね」と声をかける笑顔には威圧感が一切ない。自らラケットを手に取り、車いすに乗ってボールを打つ体験をしたこともあるという。アスリートたちの努力と痛みを少しでも肌で理解しようとする真摯な姿勢が、選手や関係者との間に深い信頼関係を築き上げている。