本初子午線とは?なぜイギリスの経度0度が基準なのかズレの真相を追う

本初子午線とは?なぜイギリスの経度0度が基準なのかズレの真相を追う

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本初子午線といえばロンドンばかりが喧伝されますが、北極点から南極点へと引かれたラインは広大なユーラシア大陸の西端からアフリカ大陸を縦断しています。現在、本初子午線が領土内を通過する国家は世界でわずか8カ国しか存在しません。

通過する8カ国を北から順に並べると以下の通りです。

  1. イギリス(ロンドン・グリニッジ旧天文台を直撃)
  2. フランス(ノルマンディー地方からピレネー山脈へ縦断)
  3. スペイン(アラゴン地方やバレンシア沖を通過)
  4. アルジェリア(サハラ砂漠の広大な領域を南下)
  5. マリ(砂漠地帯からサヘル地域へ)
  6. ブルキナファソ(国土中央部を南北に貫流)
  7. トーゴ(国土北部の狭隘部をかすめる)
  8. ガーナ(首都アクラの東側を通りギニア湾へ抜ける)

ガーナのテマ港付近から大西洋のギニア湾へと抜けた本初子午線は、やがて「緯度0度(赤道)」と「経度0度(本初子午線)」が交差する地球の中心座標(座標0,0)を洋上に描きます。この地点は地理情報システム(GIS)の世界で「ナル・アイランド(Null Island)」という架空の島として親しまれており、測位エラーデータの集積地としても知られています。陸地を離れたラインはそのまま南大西洋を渡り、南極大陸(ドローニング・モード・ランド付近)へと到達します。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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