今回の動きは、ミスタードーナツ一社に限った話ではない。外食産業全体において、独自のプラスチック製電子マネーやプリペイドカードを廃止し、汎用的なキャッシュレス決済やスマホアプリへ集約する動きが急速に進んでいる。独自カードの発行コストや管理リスクを削減し、各種電子マネーやQRコード決済に柔軟に対応する方が店舗側の運営効率が高まるためだ。
消費者側にとっても、財布の中に何枚ものカードを持ち歩く時代から、スマートフォン一つで決済からポイント付与までを完結させるスタイルが定着した。主要な交通系電子マネーやコード決済との連携が進んだことで、レジ前でのスムーズな決済は外食店舗の競争力を左右する重要な要素となっている。