森保家の3兄弟は、幼少期から父の仕事に伴い、サッカーと共に人生を歩んできた。長男の翔平は筑波大学を経てカマタマーレ讃岐などでディフェンダーとしてプレー。ピッチ上での堅実な守備とリーダーシップは、現役時代の父親を彷彿とさせるものがあった。選手生活を退いた後は、ビジネスや指導の道を通じてサッカーに関わり続けている。
次男の圭悟と三男の陸もまた、父と同じサンフレッチェ広島ユースの出身だ。圭悟は流通経済大学に進学後、オーストラリアやスコットランド、フィリピンなど海外のクラブを渡り歩いた異色のキャリアを持つ。一方、陸も関西学院大学からアルビレックス新潟シンガポールへ加入し、海外のプロリーグで実績を残した。3人全員がトップレベルの環境でボールを追い続けた経験を持つ事実は、このファミリーの特異性を物語っている。