自己処理で最も恐ろしいのが、間違った手順による肌の炎症だ。デリケートゾーンの皮膚は目元と同じくらい薄く繊細である。何もつけずにカミソリを往復させる行為は自傷行為に等しい。毛穴から細菌が侵入すると、赤く腫れて痛みや痒みを伴う毛嚢炎を引き起こす危険性が高まる。
失敗を防ぐためのプロの手順は極めて合理的だ。まずは短くハサミやアタッチメントでカットする「下準備」から始める。次に、ぬるま湯や入浴で毛と皮膚を柔らかくし、シェービングジェルをたっぷり塗布。剃る際は必ず毛の流れに沿う「順剃り」を徹底する。最後に冷水で毛穴を引き締め、アルコールフリーのローションで即座に保湿することが不可欠だ。