「俺」を冠するタイトルの原点を語るうえで、ゲームデザイナーの桝田省治氏が生み出した名作『俺の屍を越えてゆけ』の存在は絶対に外せない。短命の呪いをかけられた一族が世代交代を繰り返しながら宿敵を倒すという過酷なシステムは、当時のゲーマーに鮮烈なトラウマと感動を同時に焼き付けた。
自分のプレイ体験そのものが「俺の物語」になるという唯一無二のプレイスタイル。この血脈は時代を超え、現代のゲーム開発思想にも深く根を張っている。プレイヤー自身が主人公の生死や歴史を背負う重厚なストーリーテリングは、今やグローバルなゲーム市場でも高評価を獲得する重要な要素だ。