激戦が続くセントラル・リーグを制するために避けて通れないのが、長丁場のペナントレースを耐え抜く投手陣の枚数だ。先発ローテーションの軸となるエース投手の負担を軽減するため、中5日・中6日の登板間隔を厳密に管理する運用へとシフトした。
ここで躍動しているのが、2軍から昇格した期待の若手投手たちだ。阿部監督は二軍監督時代の経験を活かし、若手のメンタル面や調子の波を正確に把握している。敗戦処理ではなく、勝負所での登板をあえて経験させることで、急速な成長を促しているのだ。
結果として、投手陣全体の登板数が分散され、シーズン終盤まで球威を保てる環境が整いつつある。ブルペン陣の層の厚さは、他球団にとって脅威となるはずだ。