多くの人々が最も強い関心を寄せた犯人の動機について、渋谷は公判を通じて「捜査機関による証拠の捏造」「何者かの陰謀」と主張し続け、自らの口で犯行理由を語ることはありませんでした。
公判で検察側が提出した証拠や押収品から浮かび上がったのは、女児に対する強い性的執着と歪んだ支配欲でした。渋谷の自宅や押収されたパソコンからは、低年齢の少女を対象とした膨大な性的画像・動画データが確認されています。検察側は、見守り活動を通じて児童の登下校ルートや行動パターンを熟知した上で、言葉巧みにリンさんを自身の軽キャンピングカーに連れ込み、わいせつ目的で拉致・監禁したと指摘しました。
反省の言葉はおろか、真実を語ることすら拒み続ける態度は、残された遺族の心をより一層深く抉ることとなりました。