京滋バイパスにおいて事故が発生した際、ドライバーが最も知るべきなのは「規制の深刻度」と「解除までの時間軸」です。特に瀬田東JCT〜久御山JCT間は片側2車線の構造が多く、追突事故や大型車の故障が1件起きるだけでも即座に車線規制が敷かれ、後続車両の長蛇の列が形成されます。
日本道路交通情報センター(JARTIC)やNEXCO西日本の発表データを検証すると、一般的な物損事故による車線規制であれば発生からおよそ60分〜90分程度でレッカー移動・実況見分が完了し、段階的な解除へと向かうケースが一般的です。しかし、大型トラック同士の衝突、積載物の飛散、あるいはトンネル内での火災を伴う事故となった場合、安全点検や路面清掃を含めて通行止めが3時間〜6時間以上に及ぶことも珍しくありません。
現在まさに規制に直面している場合は、以下の3つの指標をもとに被害規模と復旧見込みを推計することが実務上極めて有効です。
第1に「追突・単独スリップ」等の軽微事案か「複数台が絡む大型事故」かという点。第2に「トンネル内(宇治トンネル・笠取トンネル等)」か「明かり部(高架・平地)」かという発生場所の制約。そして第3に「道路構造物(遮音壁やガードレール・照明設備)の損壊」を伴っているかどうかです。これらが重なるほど規制解除見込みは大幅に後ろ倒しとなります。