「カープ 長谷川」を語るうえで絶対に外すことができないもう一人の巨星が、球団創設期を支えた長谷川良平氏です。ファンや野球史研究者の間では、昌幸氏の話題とともに良平氏の伝説的記録が語り継がれています。
長谷川良平氏は、身長167cmというプロ野球投手としては小柄な体格でありながら、鋭いドロップ(縦のカーブ)と抜群の制球力を武器に、万年Bクラス・資金難に喘いでいた黎明期の広島カープを孤軍奮闘で支えました。残した記録はまさに規格外です。
- 球団通算最多勝記録:通算197勝(広島一筋で達成した不滅の記録)
- シーズン30勝:1955年に30勝17敗を記録し、弱小チームを支え抜く
- 野球殿堂入り:2001年に競技者表彰として野球殿堂入り
- 監督歴:引退後は広島カープの第6代監督を務め、後進の育成に尽力
「長谷川良平がいなければ現在の広島東洋カープは存在しなかった」と球界関係者が口を揃えるほど、その存在は神格化されています。昌幸氏が背番号23で奮闘した際も、オールドファンは偉大な先人である良平氏の闘志を重ね合わせて声援を送っていました。