民間人初の月周回飛行を目指したdearMoonプロジェクトをはじめ、常に人類規模の壮大なロマンを語ってきた前澤氏。宇宙事業を巡る世界情勢や技術的課題による計画の見直しは大きな話題となったが、表舞台での軌道修正の裏で、彼のビジネス開発の手が止まることはなかった。
現在進行形で見られるのは、Web3や分散型ID、AI技術を掛け合わせた「個人間経済圏」の再構築だ。宇宙という極限のフロンティアを目指す姿勢と、日々の泥臭い金銭のやり取り。一見真逆に見える二つのベクトルは、「個人の可能性を最大化する」という一つの思想で確かに繋がっている。