初心者から愛好家まで、好みの茶葉に最短でたどり着くための鍵は「標高(ハイグロウン・ミディアムグロウン・ローグロウン)」の理解にある。標高が高くなるほど昼夜の寒暖差が激しくなり、茶葉は生き残るために豊かな香り成分を蓄える。
例えば、標高1200メートル以上のハイグロウンエリアで育つヌワラエリヤやダージリンは、澄んだ透明感のある水色(すいしょく)と花のような高貴な香味が特徴だ。ストレートでその華やかさをじっくりと味わうのに最適と言える。対して、標高600メートル以下のローグロウンで育つスリランカのルフナやアッサム地方の茶葉は、重厚なボディ感とサツマイモや麦芽を思わせる力強い甘みを持ち、ミルクティーやチャイとして飲むことでその真価を発揮する。